事例から刑法を考える 事例14

刑法事例演習教材のほうに原因において自由な行為の問題がないので、こちらの問題を解いてみることにしました。

原因において自由な行為の書き方は(責任モデルの場合)、①心神喪失心神耗弱の事実を認定する、②原因行為の段階で完全な責任能力が認められ、しかも、結果発生に向けられているか判断するの順に検討すると考えているのですが、合っているのでしょうか?

おかしいとのことでしたら、コメントで教えてください。

 

事例から刑法を考える 第3版 (法学教室ライブラリィ)

事例から刑法を考える 第3版 (法学教室ライブラリィ)

 

 

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刑法事例演習教材 事例6

今回は、刑法事例演習教材の中でも有名な事例を扱います。

この問題の解答として僕はこのように書いてみましたが、乙の行為は、Eに対する強盗致傷であったのではないのかとか、財物の窃取の範囲についてもう少し書くべきだったとか、甲の共犯の因果性、故意をもう少し丁寧に書くべきだったのではないかと後悔しています。

他にも何かありましたら、コメントにお願いします。

 

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刑法事例演習教材 事例31

 今回の問題は、承継的共犯に関する問題です。昨年に承継的共犯を肯定するような最高裁判例が出たのでその最高裁判例も押さえつつ書きたいのですが、今回の答案には反映できていません。

 というより、僕としては、その最高裁の規範を押さえられずにいます。

また、今回の答案では、未遂犯の部分の書き方がよくないように思われるので、復習の際に書き方を修正しておきたいです。

 

刑法事例演習教材 第2版

刑法事例演習教材 第2版

 

 

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『憲法講話』美濃部達吉を読みました

憲法講話』美濃部達吉を読みました。

 

 

この本は、大日本帝国憲法についてのテキストです。ですが、当時憲法というものがどのようにとらえられていたか、行政法というものごどのようにとらえられていたか参考になりますので紹介しておきます。

司法試験予備試験平成29年憲法

財産権についての書きぶりが気になったため、平成29年予備試験憲法の問題を解いてみました。

書きぶりにおかしな点があれば、コメントしていただけると幸いです。

 

予備試験短答式3か年問題集(法律基本科目)平成27~29年度

予備試験短答式3か年問題集(法律基本科目)平成27~29年度

 

 

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