日経新聞の記事で国際仲裁についてこのような記事が出ていたこと、僕が国際仲裁の授業を受けたことから、国際仲裁について関心を持った方向けに参考となりそうな本を紹介していきます。

Redfern and Hunter on International Arbitration (English Edition)
- 作者: Nigel Blackaby,Constantine Partasides QC,Alan Redfern,Martin Hunter
- 出版社/メーカー: OUP Oxford
- 発売日: 2015/09/24
- メディア: Kindle版
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まず、国際仲裁は、国際私法、国際民事訴訟法の範囲に属するため、以下の国際私法の本を読んでおくとよいと思われます。

国際関係私法入門 第3版-- 国際私法・国際民事手続法・国際取引法
- 作者: 松岡博
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2012/04/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本を読み終わったら、国際仲裁についての概説書として、商事法務から『よくわかる国際仲裁』が出ています。この本は、国際仲裁についての手続きがわかりやすく書かれていますので、国際仲裁だけを学びたい方にはお勧めです。
さらに専門的に国際仲裁を学びたい方は、洋書ですが、『Redfern and Hunter on International Arbitration (English Edition)』を読んでみると国際仲裁についての手続きがわかり、国際仲裁の手続きについて深く理解できるのでお勧めです。

Redfern and Hunter on International Arbitration (English Edition)
- 作者: Nigel Blackaby,Constantine Partasides QC,Alan Redfern,Martin Hunter
- 出版社/メーカー: OUP Oxford
- 発売日: 2015/09/24
- メディア: Kindle版
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神戸大学法科大学院には、国際仲裁についての授業としてアジア法があり、その授業を受けたところ、非常に面白かったため、紹介しておきます。僕にとって、国際仲裁を学ぶいい機会になりました。