前期のテキストについて

そろそろ前期が始まるので、2L前期の教科書について書いておきます。

ここで書いたことは、2018年度の経験をもとにしていますので、違いがあるかもしれません

 

商法判例集 第7版

商法判例集 第7版

 

 

 まず、ロースクールでの授業は判例学習が多いです。

そのため、判例の読み方からわからないということであれば、『判例の読み方 -- シッシー&ワッシーと学ぶ』を読んでください。

これに従って判例を整理すれば授業もたいていは問題なくこなせます。

 

 民法では、契約各論と不法行為法、民法総論を学習します。

読んでおくべき教科書としては、『民法(全) 第2版』をお勧めしておきます。

これでも足りないのであれば、リークエなどを読んでください。

あと、教科書としては、民法判例百選が指定されていると思います。

これは、よく使うので、絶対に買っておいてください。

 

  • 商法

 商法では、主に先生のレジュメを使って勉強しますが、そのレジュメの質問に答えられるようになるために、『会社法 第4版 (LEGAL QUEST)』は買っておいてください。もう少し詳しめの本が欲しいのであれば『会社法 第2版』をお勧めしておきます。

 あと、『商法判例集 第7版』を使うので買っておいてください。

 授業の予復習には、『ひとりで学ぶ会社法』か、『Law Practice 商法〔第3版〕』を使って整理しておくと楽になります。

 

 

 

 刑事手続実務として刑事訴訟法の授業がありますので、刑事訴訟法のテキストと判例百選は買っておいてください。

 特に刑事訴訟法判例百選はテキストとして指定されています。

 

 今年から、民事訴訟法が2L科目として必修になります。

2Lとしてはたぶん判例百選を読み込むことになると思うので、判例百選を買っておいてください

 

 

 行政法は中川丈久先生の電話帳を教科書代わりに使います。

そのため、しいて準備する必要のある物は、ファイルくらいですね。

 

  •  民事裁判実務

 法曹会の要件事実のテキストが指定されますので読んでおいてください。

 

 

 

あと、大島本や岡口本などは読んでおくとためになります。