木山泰嗣著『弁護士が書いた究極の勉強法』を読みました

木山泰嗣著『弁護士が書いた究極の勉強法』(法学書院)を読みました。

勉強法の勉強をするうえで、ローの同期からこれがいいということで読んでみました。

 

この本は、勉強した内容を頭に入れて、アウトプットするための方法を28個にまとめた本です。

この本を読む対象として司法試験受験生を対象としていると考えられるのですが、アウトプットするという意味では、研究者を目指す人、社会人にとっても良い本ではないかと思いました。

この本では、「分かりやすい文章を書く」ことを勉強法として上げており、この中で、接続詞にこだわるようにとかかれていました。このように接続詞にこだわるのは、文章として何が言いたいかを分かりやすく伝えるうえで、必須のものであり、身に着けるべきスキルと考えられるからです。

ただし、木山先生独特の接続詞の使い方として、「確かに」「しかし」「思うに」「したがって」という部分については真似をしない方がいいなと個人的に思いました。なぜなら、これらの4つの接続詞は使い方があいまいになりがちで、司法試験受験生としては、避けるべき接続詞として考えられているためです。

これ以外の部分、例えば、法律の勉強であっても、音読すること、できなかったところの反省ノートをつけるというところは、自分も実践すべき部分であると考え直すきっかけになりました。