司法修習の感想(修習地選択)

司法修習の感想として、修習地選択について書いておきます。

この点に関しては、個人の体験や噂話の範囲でしか話せない点が残念ですが、参考になれば幸いです。

 

修習地選択

 いわゆる修習地ガチャです。

 第三群まで選んだ方がいいのか、とか、一任にしたらまずいのではないかなどがありますが、扶養するべき家族がいないならホントにガチャになると思っていいと思います。

 いちいち考えても仕方ありませんので、ある程度予定した場所に行きたいなら第6希望まで埋めましょう。そうじゃないなら、「一任」をどこかに書きましょう。第一「旭川」、第二「金沢」、第三「鹿児島」、第四「高知」以下一任で「鳥取」になることもあるらしいので、どこに決まるかは決定が出るまで分からないです。

 もし、地元がいいというのであれば、扶養すべき家族がいること、介護に困ることなどをきちんと書いておきましょう。そうすれば、遠方へは行かなくてよくなるみたいです。

 

修習地選択で気を付けること

・A班かB班かということ。

 これは、集合修習が二回試験の前に来るかということに関わります。

 集合修習は主に起案をさせられるので、その起案が二回試験の前に来てほしいというのであれば、B班の修習地を選びましょう。

 というか、二回試験に受かるとの観点からは、B班が有利だと思います。

 

・その地方へ行くには交通の便がいいのかということ

 これは就活に関わります。

 東京での就職を希望している人が、交通の便が悪く、東京から離れた地方での修習に決まってしまったならば、金銭面とか修習への出欠などで不利益が出ます。

 最近はオンライン面接が行われているので、不利益も緩和されているのですが、法律事務所によっては、最終面接は直接会って面接したいというところも多いです。

 そのため、就職先が決まっていない修習生は都市がおすすめです。

 

・ほかの修習生のキャラ

 その修習地に来る修習生が陽キャ陰キャかというのが修習地によってあるらしいです。

 確かに、陽キャが多いと噂の福岡修習になった修習生の話を聞くと、飲み会が多いとか、中洲に行ったとかクラブに行ったとかそういう話をよく聞きます(だからと言って、勉強しなかった奴じゃなかったんだよな・・・)。

 飲み会が好きとかそういう人なら、そういう修習地を選ぶのがいいのではないでしょうか。

 ちなみに、陽キャが多い修習地だと噂の修習地は、札幌、福岡、那覇と聞いています。

 

・観光

 修習地が地元じゃないなら、その地に来るのは一生に一度あるかないかだと思います。そのため、司法修習の機会に観光を楽しみましょう。

 そのため、修習地が決まったら、観光ガイドとかるるぶとかを読んで、どこに行こうか考えるのもいいのではないでしょうか。

 修習地での観光は楽しんだ方がいいと思います。何もないと思われていた地域で意外な発見をすることもあります。田舎だから楽しめないということはないです(ゴルフ、キャバクラ、海水浴、スキー、温泉巡りなどいろいろできます)。

 

 

結論

修習地はどこに決まっても良いと思う。