刑法事例演習教材

刑法事例演習教材 事例24

贈収賄に関する問題です。 刑法事例演習教材 第2版 作者:井田 良,佐伯 仁志,橋爪 隆,安田 拓人 発売日: 2014/12/18 メディア: 単行本(ソフトカバー)

刑法事例演習教材事例 事例27

今回の問題は横領罪に関するものです。 正直、Bに対する横領罪は横領行為なしとして不成立とすべきであったのではないかと記事を上げる段階で後悔しています。 他におかしな点があれば、コメントにお願いします。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良,佐伯…

刑法事例演習教材 事例38

今回の問題は窃盗罪と親族相盗例、窃盗罪の保護法益に関する問題です。 親族相盗例は最近の判例により適用範囲が狭まった感じがありますが、まさにそれに関する問題ということも言えそうです。 何かおかしな点があれば、コメントにお願いします。 刑法事例演…

刑法事例演習教材 事例37

刑法事例演習教材の事例37を解きました。 この事例は、窃盗罪と詐欺罪の区別と、不作為の詐欺罪が大きなテーマとなっているように思われます。 この問題について僕は窃盗罪に当たるのではないかとして検討していますが、正解なのでしょうか? おかしな点等が…

刑法事例演習教材 事例2

刑法事例演習教材の事例2の答案を上げておきます。 この問題は窃盗の対象となった財物の占有しか問題になっっていないため、あまり難しくはなかったかもしれません。 何かおかしな点があれば、コメントにお願いします。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良…

刑法事例演習教材 事例40

証拠偽造犯人隠避罪について手の問題を解きました。 証拠偽造罪、犯人隠避罪については、平成29年、平成28年に新しい判例が出ているので、それを反映しつつ書いたつもりですがどうでしょうか? 何か気になる点があればコメントお願いします。 刑法事例演習教…

刑法事例演習教材 事例1

殺意の認定が問題の事例です。 このような自動車からの振り落としの事例というものは、殺人罪と傷害罪の境界があいまいになるようです。 正直、このように判断することが正解とは思えませんが、一応ブログに上げておきます。 刑法事例演習教材 第2版 作者: …

刑法事例演習教材 事例25

今回の問題は、正直正解がわかりませんでした。 解説では、この問題について恐喝罪で検討してほしいようでしたが、僕としては、恐喝ではなく強盗と評価できるのではないかと考えています。 ほかにも共犯からの離脱、同時傷害の特例など、書くべき事項はある…

事例から刑法を考える 事例14

刑法事例演習教材のほうに原因において自由な行為の問題がないので、こちらの問題を解いてみることにしました。 原因において自由な行為の書き方は(責任モデルの場合)、①心神喪失、心神耗弱の事実を認定する、②原因行為の段階で完全な責任能力が認められ、…

刑法事例演習教材 事例6

今回は、刑法事例演習教材の中でも有名な事例を扱います。 この問題の解答として僕はこのように書いてみましたが、乙の行為は、Eに対する強盗致傷であったのではないのかとか、財物の窃取の範囲についてもう少し書くべきだったとか、甲の共犯の因果性、故意…

刑法事例演習教材 事例31

今回の問題は、承継的共犯に関する問題です。昨年に承継的共犯を肯定するような最高裁判例が出たのでその最高裁判例も押さえつつ書きたいのですが、今回の答案には反映できていません。 というより、僕としては、その最高裁の規範を押さえられずにいます。 …

事例演習教材刑法 事例30

今回の問題は、共同正犯に関する問題です。 最高裁平成6年12月6日判決を題材にした問題なのですが、共同正犯の成立範囲を考えるうえで難しい問題を含んでいます。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良,佐伯仁志,橋爪隆,安田拓人 出版社/メーカー: 有斐閣 発…

事例演習教材刑法 事例35

今回は、実行の着手と中止犯に関する問題です。 自分としては、今回の答案の出来はひどいので、お蔵入りにしようかとも考えたのですが、公開することにしました。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良,佐伯仁志,橋爪隆,安田拓人 出版社/メーカー: 有斐閣 発…

事例演習教材刑法 事例41

今回の答案は、テスト前に、正当防衛の周辺をきちんとかけているか確かめた際に書いた答案を公開します。 本来、自招侵害についてきちんとかけていなければならなかったのですが、不十分なような気がします。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良,佐伯仁志,…

刑法事例演習教材 事例33

今回の問題は、放火罪と緊急避難に関する問題です。 僕は、問題の検討に当たって、耐火性建造物については、一区画ごとに判断されるのか、建物全体で判断されるのかという点について検討していませんが、書けるとよかったように思えます。 焼損の意義のとこ…

刑法事例演習教材 事例16

今回の問題は、共犯における正当防衛の成否と、正当防衛の相当性の誤信に関する問題です。 正当防衛状況の誤信も、相当性の問題もどちらも誤想防衛という表現が使われているのですが、混同しないように注意しておきたいです。 刑法事例演習教材 第2版 作者: …

刑法事例演習教材 事例12

今回の問題は、正当防衛と誤想防衛類似の状況とされる例を、組み合わせた事案です。 僕の答案は、独特の書き方になっているとの評価を受けているのですが、なんとか違和感なく読めるような答案にはしていきたいです。 この辺りが独特、変ということでしたら…

事例演習教材刑法 事例4

今回の問題は過失犯です。 過失犯は、結果回避可能性、結果回避義務違反、予見可能性、予見義務違反、信頼の原則、因果関係のそれぞれをどのように位置づけるかによって書きぶりが変わってきますが、このあたりの違いは、よって立つ学説によって決めてほしい…

事例演習教材刑法 事例23

事例演習教材刑法の事例23の解答を上げておきます。 この事例については刑法の性犯罪規定の改正により論点となる部分の書き方が、解説のものと異なっています。 答案を書く際はこの部分について注意を払いつつ書きましょう。 刑法事例演習教材 第2版 作者: …

刑法事例演習教材 事例3

刑法事例演習教材事例3の自分の解答を上げておきます。 この答案は、今のところ不作為の幇助について答案が練られていない気がしているので、その点は、今後の課題にしておきます。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良,佐伯仁志,橋爪隆,安田拓人 出版社/メ…

刑法事例演習教材 事例8

今回も事例演習教材の僕の答案をこちらにも上げておきます。 神戸ロー生でまだ事例演習教材を手に入れていない人はぜひ購入してください。 あと、前回の答案についてコメントありがとうございます。お叱りの言葉も、お褒めの言葉も有り難く受け止めておきま…

刑法事例演習教材 事例32

要望があったので、刑法事例演習教材 第2版の僕の解答もここに載せておきます。 ツイッターに書いたように、神戸ローでの提出期限の後にブログに上がるようにします。 これまでのロープラの解答よりも突っ込みどころが多くあると思いますが、その際には遠慮…