2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

司法試験平成29年刑法

私法試験刑法の答案を書いてみました。 死者の占有など書けてない部分などがありますが、間違いなどあれば、コメントにて指摘をお願いします。 司法試験論文全過去問集〈6〉刑事系刑法 作者: 辰已法律研究所 出版社/メーカー: 辰已法律研究所 発売日: 2015/0…

司法試験平成29年憲法

司法試験憲法の問題を解いてみました。 適正手続きに関して、判例通りに書けたか怪しい部分などありますが、コメントで、間違いや、書き方のおかしな点を指摘していただけると幸いです。 司法試験論文全過去問集〈1〉公法系憲法 作者: 辰已法律研究所 出版社…

司法試験平成29年 行政法解答

行政法の僕の解答を載せておきます 間違いだらけですが、何かあればコメントにお願いします。 司法試験論文解説と合格答案〈平成29年〉 作者: 中央大学真法会 出版社/メーカー: 法学書院 発売日: 2018/05/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を…

刑法事例演習教材 事例1

殺意の認定が問題の事例です。 このような自動車からの振り落としの事例というものは、殺人罪と傷害罪の境界があいまいになるようです。 正直、このように判断することが正解とは思えませんが、一応ブログに上げておきます。 刑法事例演習教材 第2版 作者: …

刑法事例演習教材 事例25

今回の問題は、正直正解がわかりませんでした。 解説では、この問題について恐喝罪で検討してほしいようでしたが、僕としては、恐喝ではなく強盗と評価できるのではないかと考えています。 ほかにも共犯からの離脱、同時傷害の特例など、書くべき事項はある…

事例から刑法を考える 事例14

刑法事例演習教材のほうに原因において自由な行為の問題がないので、こちらの問題を解いてみることにしました。 原因において自由な行為の書き方は(責任モデルの場合)、①心神喪失、心神耗弱の事実を認定する、②原因行為の段階で完全な責任能力が認められ、…

刑法事例演習教材 事例6

今回は、刑法事例演習教材の中でも有名な事例を扱います。 この問題の解答として僕はこのように書いてみましたが、乙の行為は、Eに対する強盗致傷であったのではないのかとか、財物の窃取の範囲についてもう少し書くべきだったとか、甲の共犯の因果性、故意…