合格体験記(7)合格までに使った本 その7 試験対策本

合格までに使った本のうち、試験対策のための本、司法試験過去問に関する本をまとめておきます。

司法試験受験の参考になれば幸いです。

 

まず、司法試験の短答は辰巳法律研究所の短答パーフェクトを使いました。

これは、解説も詳細で、問題も多いので、すべて解きました。これを覚えるくらい何度も解けば、短答対策になりますし、短答の足切りを突破するにはたやすい状態になると思います。

特に、論文試験を解きたくない日や、電車に乗った時間などのスキマ時間に説きましょう。そして、何度も間違えてしまうところは教科書に戻って基礎知識をノートにまとめなおすなどして、基礎知識の定着を図りましょう。

 

もし、今年合格しなかった場合で、短答パーフェクトを憲民刑と揃えてしまった人で、安価に今年の短答試験の問題と解説を知りたいということであれば、日本評論社の司法試験の問題と解説を入手しましょう。短答パーフェクトを毎年は買い替える必要がなくなります。論文式試験の解説もあるので、論文式の勉強にも参考になります。

論文式試験で合格者がどのような答案を書いたのかということを知ることは合格への近道ですので、合格者の再現答案を手に入れる必要があるのですが、その合格答案を読むためのものとして、辰巳法律研究所のぶんせき本を使いました。

合格者はどのような論点を書いているのか、どのように規範を定立させたのか、どのように文章の構造を立てたのか、どのように事実を拾ったのかという勉強をするうえで参考になります。というか、合格のためにぜひ読んでほしいです。

 

使ったというより参考にしただけで、読み込んでいないのですが、趣旨・規範ハンドブックは参考にしました。

というのも、論証パターンみたいなものは自分のノートにまとめていたものを使ったため、これを読み込むということはしなかったためです。