『小説司法試験』を読んでみました

小説 司法試験――合格にたどりついた日々 を読んでみました。

知り合いにお勧めされたため、読んでみました。

 

 

小説 司法試験――合格にたどりついた日々

小説 司法試験――合格にたどりついた日々

  • 作者:霧山 昴
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 この本は司法試験合格までの合格体験記を小説の形でまとめた内容になっています。ただ、全体が日記のようになっており、一部食レポみたいになっているため、小説としてはどうなのかな?と思うところはあります。

また、旧司法試験時代の試験を受けたことを内容とするものですので、勉強内容が一部今の司法試験と違うところがあります。

ただ、著者が司法試験を目指した理由は何か、司法試験に合格するまでにどんな勉強をしたのかといったところは、書かれていますので、司法試験を目指す人にとってきっかけになると考えられますし、旧司法試験はどのように実施されていたのか、旧司法試験に合格するためにはどのような勉強を行えばよかったのかということを知るうえで非常に参考になります。

 やはりこの本に書かれていることは本の最後に述べられているように、「司法試験の受験生の心得として、今も生きているものばかり」なのでしょう。