問題集

刑法事例演習教材 事例38

今回の問題は窃盗罪と親族相盗例、窃盗罪の保護法益に関する問題です。 親族相盗例は最近の判例により適用範囲が狭まった感じがありますが、まさにそれに関する問題ということも言えそうです。 何かおかしな点があれば、コメントにお願いします。 刑法事例演…

刑法事例演習教材 事例37

刑法事例演習教材の事例37を解きました。 この事例は、窃盗罪と詐欺罪の区別と、不作為の詐欺罪が大きなテーマとなっているように思われます。 この問題について僕は窃盗罪に当たるのではないかとして検討していますが、正解なのでしょうか? おかしな点等が…

刑法事例演習教材 事例2

刑法事例演習教材の事例2の答案を上げておきます。 この問題は窃盗の対象となった財物の占有しか問題になっっていないため、あまり難しくはなかったかもしれません。 何かおかしな点があれば、コメントにお願いします。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良…

公法系訴訟実務の基礎 第5章

公法系訴訟実務の基礎の僕の答案を上げておきます。 修正も何も加えていないものですので、再利用は避けたほうがいいです。 何かおかしな点等ありましたら、コメントにお願いします。 公法系訴訟実務の基礎 作者: 中川丈久,石井忠雄,越智敏裕,村松秀樹,鶴岡…

公法系訴訟実務の基礎 第四章

公法系訴訟実務の基礎の医療行政に関する問題の僕の答えを置いておきます。 解説的には行政調査を拒否する「正当な事由」について検討してほしかったようですが、法令の解釈(憲法適合的解釈)としても難しいかなあと思いました。 公法系訴訟実務の基礎 作者…

公法系訴訟実務の基礎 第一章

授業で公法系訴訟実務の基礎の問題を解くことがあったので、解いてみた僕の答えを置いておきます。 この回答は解説を読む前のものですので、正解ではありませんが参考になるかもしれないのでおいておきます。 公法系訴訟実務の基礎 作者: 中川丈久,石井忠雄,…

刑法事例演習教材 事例40

証拠偽造犯人隠避罪について手の問題を解きました。 証拠偽造罪、犯人隠避罪については、平成29年、平成28年に新しい判例が出ているので、それを反映しつつ書いたつもりですがどうでしょうか? 何か気になる点があればコメントお願いします。 刑法事例演習教…

司法試験平成29年民事訴訟法

司法試験平成29年民事訴訟法を解きました。 理由付けの部分で不十分な点があると思います。 他に何かおかしな点があれば、コメントにお願いします。 司法試験 論文過去問答案パーフェクトぶんせき本〈平成29年度版〉 作者: 西口竜司,柏谷周希,原孝至 出版社/…

司法試験平成28年民事訴訟法

司法試験平成28年民事訴訟法を解きました。 採点実感の理解と異なるため、この答案では、非常に低い点しかつかないと思いますが、公開しておきます。 平成28年司法試験 論文過去問答案パーフェクト ぶんせき本 作者: 辰已法律研究所,西口竜司,柏谷周希,原孝…

平成28年司法試験行政法

司法試験平成28年行政法の答案を書きました。 違法性の承継の部分の規範がうまく書けていないように思います。 他に何かおかしなところがありましたら、コメントにお願いします。 平成28年司法試験 論文過去問答案パーフェクト ぶんせき本 作者: 辰已法律研…

司法試験平成28年商法

司法試験平成28年商法の問題を解きました。 今回は、請求権の選択ミス、問題文の特殊事情の不考慮などで時間を無駄にしたため、不十分な記載が多くなっているような気がします。 何かありましたらコメント欄にお願いします。 平成28年司法試験 論文過去問答…

司法試験平成28年度憲法

司法試験平成28年度憲法の問題を解いてみました。 移動の自由を書いていないことと、プライバシー権の位置づけに難がある気がします。 他にも何かありましたら、コメント欄にお願いします 平成28年司法試験 論文過去問答案パーフェクト ぶんせき本 作者: 辰…

司法試験平成28年度民法

司法試験平成28年度民法の答案を上げておきます。 やらかしまくっているので、間違い探しみたいになっています。 間違いの答えがわかったら、コメント欄に書き込んでいただけると幸いです。 平成28年司法試験 論文過去問答案パーフェクト ぶんせき本 作者: …

司法試験平成28年刑法

平成28年司法試験刑法の問題を解きました うまく書けていないところがあればコメント欄に記載をお願いします 平成28年司法試験 論文過去問答案パーフェクト ぶんせき本 作者: 辰已法律研究所,西口竜司,柏谷周希,原孝至 出版社/メーカー: 辰已法律研究所 発売…

司法試験平成28年刑事訴訟法

司法試験平成28年刑事訴訟法の問題を解きました 留め置きについて任意捜査か否か書く前に職務質問の適法性をかけていたり、刑事訴訟法295条1項の相当性に触れているとよかったように思われます。 他にも何かありましたらコメント欄にお願いします 平成28年司…

刑法事例演習教材 事例1

殺意の認定が問題の事例です。 このような自動車からの振り落としの事例というものは、殺人罪と傷害罪の境界があいまいになるようです。 正直、このように判断することが正解とは思えませんが、一応ブログに上げておきます。 刑法事例演習教材 第2版 作者: …

刑法事例演習教材 事例25

今回の問題は、正直正解がわかりませんでした。 解説では、この問題について恐喝罪で検討してほしいようでしたが、僕としては、恐喝ではなく強盗と評価できるのではないかと考えています。 ほかにも共犯からの離脱、同時傷害の特例など、書くべき事項はある…

事例から刑法を考える 事例14

刑法事例演習教材のほうに原因において自由な行為の問題がないので、こちらの問題を解いてみることにしました。 原因において自由な行為の書き方は(責任モデルの場合)、①心神喪失、心神耗弱の事実を認定する、②原因行為の段階で完全な責任能力が認められ、…

刑法事例演習教材 事例6

今回は、刑法事例演習教材の中でも有名な事例を扱います。 この問題の解答として僕はこのように書いてみましたが、乙の行為は、Eに対する強盗致傷であったのではないのかとか、財物の窃取の範囲についてもう少し書くべきだったとか、甲の共犯の因果性、故意…

刑法事例演習教材 事例31

今回の問題は、承継的共犯に関する問題です。昨年に承継的共犯を肯定するような最高裁判例が出たのでその最高裁判例も押さえつつ書きたいのですが、今回の答案には反映できていません。 というより、僕としては、その最高裁の規範を押さえられずにいます。 …

事例演習教材刑法 事例30

今回の問題は、共同正犯に関する問題です。 最高裁平成6年12月6日判決を題材にした問題なのですが、共同正犯の成立範囲を考えるうえで難しい問題を含んでいます。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良,佐伯仁志,橋爪隆,安田拓人 出版社/メーカー: 有斐閣 発…

事例演習教材刑法 事例35

今回は、実行の着手と中止犯に関する問題です。 自分としては、今回の答案の出来はひどいので、お蔵入りにしようかとも考えたのですが、公開することにしました。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良,佐伯仁志,橋爪隆,安田拓人 出版社/メーカー: 有斐閣 発…

事例演習教材刑法 事例41

今回の答案は、テスト前に、正当防衛の周辺をきちんとかけているか確かめた際に書いた答案を公開します。 本来、自招侵害についてきちんとかけていなければならなかったのですが、不十分なような気がします。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良,佐伯仁志,…

刑法事例演習教材 事例33

今回の問題は、放火罪と緊急避難に関する問題です。 僕は、問題の検討に当たって、耐火性建造物については、一区画ごとに判断されるのか、建物全体で判断されるのかという点について検討していませんが、書けるとよかったように思えます。 焼損の意義のとこ…

刑法事例演習教材 事例16

今回の問題は、共犯における正当防衛の成否と、正当防衛の相当性の誤信に関する問題です。 正当防衛状況の誤信も、相当性の問題もどちらも誤想防衛という表現が使われているのですが、混同しないように注意しておきたいです。 刑法事例演習教材 第2版 作者: …

刑法事例演習教材 事例12

今回の問題は、正当防衛と誤想防衛類似の状況とされる例を、組み合わせた事案です。 僕の答案は、独特の書き方になっているとの評価を受けているのですが、なんとか違和感なく読めるような答案にはしていきたいです。 この辺りが独特、変ということでしたら…

事例演習教材刑法 事例4

今回の問題は過失犯です。 過失犯は、結果回避可能性、結果回避義務違反、予見可能性、予見義務違反、信頼の原則、因果関係のそれぞれをどのように位置づけるかによって書きぶりが変わってきますが、このあたりの違いは、よって立つ学説によって決めてほしい…

事例演習教材刑法 事例23

事例演習教材刑法の事例23の解答を上げておきます。 この事例については刑法の性犯罪規定の改正により論点となる部分の書き方が、解説のものと異なっています。 答案を書く際はこの部分について注意を払いつつ書きましょう。 刑法事例演習教材 第2版 作者: …

刑法事例演習教材 事例3

刑法事例演習教材事例3の自分の解答を上げておきます。 この答案は、今のところ不作為の幇助について答案が練られていない気がしているので、その点は、今後の課題にしておきます。 刑法事例演習教材 第2版 作者: 井田良,佐伯仁志,橋爪隆,安田拓人 出版社/メ…

ロープラクティス商法 事例17

今回は、新株予約権の発行の差し止めに関する問題です。 この問題は、企業の買収防衛策とも関係しているので、買収防衛策についての企業の戦略などにも関心のある方はこの辺りから会社法に興味を持ってもらえると嬉しいです。 Law Practice 商法〔第3版〕 作…